葉酸 肌

葉酸 肌

 「葉酸」というのは水溶性のビタミンB群の一種です。葉酸は胎児の発育には欠かせないという事から妊婦さんに良いというのは常識ですよね。では、葉酸は美肌に効果があるとご存知でしたか?
 葉酸は、たんぱく質の生成や合成に大きく関わっています。たんぱく質の新陣代謝を良くすることで、細胞分裂のスピードを速め若々しい肌になります。細胞分裂で古い角質がリセットされるサイクルは、20代で28日かかり50代では75日かかります。
それ以外にもコラーゲン繊維にも影響があり、肌の質だけでなく張りにも関わってくるので、加齢で張りを失った肌には見逃せない効果です。

 

 この葉酸が注目され始めたのはここ数年の間ですが、どのような食べ物に含まれているのでしょうか?
 葉酸はその名の通り、緑色の葉っぱの野菜に多く含まれています。ですが水溶性ということもあり、調理の過程で加熱してしまうと50%失われてしまいます。ですが、葉酸を上手に摂取する方法があります。「腸内細菌」をうまく利用するのです。
 腸内にいる腸内細菌の中には葉酸を作る菌が住んでいます。日々の食生活の中で十分な量を摂取できなくても、補う事ができるのはこの菌のおかげなのです。腸内細菌は一生を通して排出されることはありませんが、ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は2週間ほどで体外へ排出されていまいます。これでは、毎日のように食べ続けなくてはならず、効率が悪いです。
 もとからいる腸内細菌を元気にしてあげる事で、葉酸を持続的に補う事ができます。腸内細菌の餌になる「オリゴ糖」を多く含む食べ物を積極的にとりましょう。味噌・コショウ・黒砂糖など葉酸を含む食材と一緒に調理する事で効率よく摂取する事ができます。

 

 では、実際1日にどのくらいの葉酸を摂取すれば良いのでしょうか?1日の摂取量は200μgといわれています。また、緑色の野菜やレバーなどに葉酸は多く含まれています。
植物性食品()内はゆでた状態の葉酸量です。
・アスパラガス(180μg)
・オクラ(110μg)
・ほうれん草(110μg)
動物性食品()内は生の状態の葉酸量
・うなぎ(380μg)
・牛レバー(1000μg)
・牡蠣(40μg)

 

 また、大豆製品・海藻類・果物類にも葉酸は含まれています。食事の中に野菜を1品、大豆製品を1品摂るのが理想的です。
葉酸は薬とは違って即効性がなく、体内から徐々に栄養が浸透していき効果が表れるには1ヵ月ほどかかります。これは、葉酸サプリメントにも言えることです。持続して摂取するようにしましょう。